コントラバスの練習をするとき、クリップ型のチューナーを使わない理由とは?

コントラバス
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私は、場合によって チューナーをいくつか使い分けています。

オーケストラの練習の前などにさっとチューニングするとき、クリップ型のチューナーをコマにつけてチューニングします。

他の音がなっていてもちゃんと音を拾ってくれるのでとても便利です。

ただ、私は、普段の練習にクリップ型のチューナーは使いません。

この記事では、コントラバスを練習するとき、クリップ型のチューナーを使わない理由についてご紹介します。

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クリップ型チューナーのメリットとデメリット

クリップ型チューナーは、小さく軽いので、携帯性に優れています。

また、駒を直接クリップするので、周りで別の音がなっていても自分の音程だけを拾ってくれます。

さっとチューニングする場合はとても便利なのですが、練習中に音程を頻繁に確認するときには困ったことになります。

何かというと、音程を確認するときに下を向かないと確認できないことです。

下を向くことの何が問題かというと、下を向くために頭を下げます。

同時に首も前に出ます。

首が前に出ると首から肩にかけて力が入ります。

コントラバスを弾くとき、首から肩にかけて力は入らないはずで、そこに力が入るということは脱力ができていないということになります。

脱力ができていないと、弾いたときに出る音は伸びのないつまった音になります。

この体勢を練習中ずっとやりながら弾くということは、伸びのないつまった音を体に覚え込ませる練習をしていることになってしまいます。

私が練習するときのチューナーの位置

私はコントラバスを練習するとき、自分のフォームを確認するために鏡の前で練習します。

これまで譜面台にチューナーをおいて音程を確認していました。

しかし、譜面台にチューナーを置くと、次のようなことで困ります。

  1. 譜めくりがしにくい
  2. フォームの確認のため、譜面台を鏡から少しずらして置いているので、フォームの確認と音程の確認で首を動かさないと確認できない

1については、下のようなじゃまにならないような台も販売されていますが、2つ目がクリアできません。

ヤマハ YAMAHA MS-RKDX 譜面台ラック
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2については、譜面台を鏡の前に移動するとフォームの確認ができません。

なにかいい方法はないかと考えていました。

そこで考えたのが、次の2つです。

  1. 上からチューナーを吊してみてはどうか
  2. 両面テープで鏡に貼り付けてみてはどうか

と考えました。

しかし、1はチューナーに引っ掛けるところがない。

2は電池が切れたときに両面テープを剥がすのが面倒。

解決策が見えなかったとき、Amazonでいいものないかと探していたら、偶然発見しました。

はってはがせるって使えるんじゃないか?

ということで、やってみたのが次の写真です。

フォームをチェックしながら、少し視線をずらすだけで音程も確認できます。

これで困っていたことが解決しました。

まとめ

この記事では、コントラバスを練習するとき、クリップ型のチューナーを使わない理由についてご紹介しました。

下を向きながら練習していると、音も伸びのない音になりますし、下を向くクセがついて本番でもずっと下の方を向いて弾いてしまうことになります。

さらに周りから見ると自信なさそうに見えてしまいます。

せっかく本番でお客さんに聞いてもらうのなら、自身をもって堂々と弾いている姿と、いい音を聞いてもらいたいですよね。

私が鏡にはって使っているチューナーとひっつき虫は以下になります。

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